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フリゲ感想・第七回「ドッペルたちの世界」

06-23,2012

 さて、久々に始まりましたフリゲ感想・第七回いってみましょう。そのまえに以下テンプレ。


●フリゲで遊ぶ=良いシステムを自分の作品にフィードバックさせたい、という魂胆の元、プレイしてます。
●といった事情のため、主にゲームシステム面の感想が中心です。登場人物やイントロダクション、シナリオの感想はほとんど触れない予定。ネタバレは極力しない方向で。する場合は伏せるなり文字色変えるなりするかと思います。
●場合によってはマイナス面の話が多くなるかもしれませんが、基本的に面白いと思った作品の感想を書いてます。つまらないと思った作品の感想を書くってのはきっついので。




 フリゲ感想・第七回は、ひきも記様「ドッペルたちの世界」です。
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RPGツクールVX ACE製の非同期型オンラインRPGです。ドッペルたちの世界の話の前に、その前身となっている(と思う)同作者様のゲーム「召喚師たちの黄昏」(公開終了)とテスト版である「ドッペルたちの世界(仮)」の話を入れたいと思います。

 しかし「自分の作品にフィードバックさせたい」とテンプレで言ってるものの、ニャルココにオンライン要素を入れるのは無理ですぞ。そんな知識はないですし、オンライン要素対応のゲームデザインを作るのも無理……! ところで非同期型オンラインRPGというジャンルで書いてみたけどこれ合ってるのかしら……?


●召喚師たちの黄昏について


 「召喚師たちの黄昏」はRPGツクールVXで制作された非同期型オンラインSRPGで、「プレイヤーと共に戦う仲間は同じゲームをプレイしている仲間」という、おそらくドッペルたちの世界の前身になっているであろう作品。
 ツクールのオンライン系スクリプトの仕組みはよくわからないのでなんとも言えないが、プレイヤーのセーブデータのキャラクター情報をネットに送信してるのかな。そんなこんなで、自分の作ったキャラクターが他のプレイヤーと一緒に戦っている(かもしれない)という楽しみとい、他のプレイヤーのキャラと一緒に戦う楽しみという、オフラインのゲームが圧倒的に多いツクールゲームの中では、非常に珍しい遊び方ができるゲームでした。

 ゲーム自体はSRPGなので、マップをクリアして次の新しいマップへ……といったもの。クリアが難しい時は、LVの高いプレイヤーのキャラを借りたり、そのマップに出る敵に対して貴重な装備品を持っているキャラを借りたりすることで突破していく。
 ただ、私はラスボスっぽい敵がどうしても倒せないまま、ゲームが公開終了していまったという記憶がある。非同期型ネトゲなので、公開が終了と同時にサービス(と言うべきだろうか?)も終了してしまった。公開終了でプレイできなくなる、というのもツクールゲームでは珍しい状態なのかも。



●ドッペルたちの世界(仮)


 召喚師たちの黄昏公開終了から一年と少しして「ドッペルたちの世界(仮)」というテスト版が公開。あくまでも各種機能のテスト版ということで、ゲーム自体はオークの洞窟にいるボスを倒すというクエストをこなすだけというもの。しかしこの時点でオンライン要素を生かしたシステムが導入されている。

 ペンのアイテムをマップ上で使うことで、自分の分身である「ドッペル」をそのマップのその場所に書き留めることができるようになり、また、他のプレイヤーが自分のドッペルに話しかけた時に喋る「セリフ」を設定することもできるように。

 「こんにちは!」とか「一緒に冒険しましょう!」とか「お城の二階にいる大臣からクエストを受けましょう」とか「武器や防具は装備しないと効果がないよ」とか「この先がオークの洞窟ですよ!」etc... 召喚師たちの黄昏には無かった新しいシステムの導入により、プレイヤーは旅の仲間だったり、街の住人だったり、情報を教えてくれる親切なNPC的存在だったりと、プレイヤーの自己表現方法がグッと増えていきました。

 また「二つ名」というシステムがあり、これは特定の条件を満たすと入手できるもので、メニュー画面からセットすることで自分のキャラクターの二つ名が変わり、選んだものに応じてステータスにボーナスがついたりするもの。テスト版では3種類しかなかったが、これも召喚師たちの黄昏にはなかった新しい自己表現方法の一つ。

 なお、この手のゲームは遊ぶ人がいないとお寒いことになるという悲しい現実が待っているものの、テスト版の時点でかなりの数のドッペルがいたことを覚えています。召喚師たちの黄昏も、かなりの数のキャラクターがいました。オンライン要素のあるゲームは「遊ぶプレイヤーがいるかどうか」がとても重要になってくるため、なかなかシステムを真似しようにも真似し辛いところはありますね。



●正式版ドッペルたちの世界


 ……というわけで、ようやく正式版「ドッペルたちの世界」の話に。

 マップやアイテム、モンスター、二つ名が大幅に増加し、シューティングゲームやカードゲーム、衣装、転職システムなどの新要素も追加された。

 同期型でも非同期型でも、ネトゲである以上は自己表現であるとか他プレイヤーとの交流であるとか、そういうものを重視されることが多くなる。そこを重視しないプレイヤーであるならば、そもそもオフラインゲームで充分なわけで(ものすごくゲームシステムが面白いとかならばその限りではないと思うが、私が延々ソロでやってたモンハンみたく)

 正式版ドッペルたちの世界にある様々な要素は、ネトゲで重視される部分をよく満たしてくれていると思う。以下、それらについての話。

 

●種類も非常に豊富なペン


 マップ上に自分の分身であるドッペルを書き込むのにペンが必要なのは、正式版も同じ。ただし、ものすごく種類が増えている。それも、私も把握できていないぐらいの数に。

 マップ上をウロウロと歩く(魔物として襲ってくる場合もある)ペン、ドッペルの代わりに看板や宝箱(開けると魔物が襲ってくるのもある)を置くペン、アイテムや装備品を売ることのできるペン、カードゲーム対戦をするためのペン、話しかけるとHPを回復するペン、触れるとお金を盗まれるペン、アイテムなどをほしがるペン、お掃除などをするメイドを置くペン、街へ転送してくれるペン、夜間のみ敵を強化するクリスタルを置くペンetc... これ以外にも非常に多くのペンが存在する。ただし、特定の職業専用ペンもあるので一人のキャラクターで全てのペンを使うことはできない。

 ダンジョンでは回復アイテムを販売しているドッペルに、モンスターの強いマップでは回復してくれるドッペルに大変お世話になった。自分はそれらのペンを使えないので、相手の名前を読んで挨拶をしたり、強いモンスターの弱点を説明するドッペルなどを置いてみた。こういった使い方も、プレイスタイルの一つだと思う。



●レアな装備品や二つ名


 レアドロップ品などの強い装備品を装備したり、困難な条件をクリアしないと取得できないような二つ名をつけたりするのは、オフラインゲームならば達成感やコレクター魂を満たす要素であるけれども、ドッペルたちの世界のようなオンライン要素のあるゲームでは、それらを身につけたドッペルを置くことで、パーティに誘われやすくなったりする……というように、他プレイヤーへのアピールにも繋がるわけで。

 オフラインゲームならせいぜい同じゲームをしている友人とかコミュニティとかで自慢するぐらいしかなかったものに、そういった価値が付与される。そうであるならば例えドロップ率極悪なアイテムであれども、もそれはそれは収集に熱が入るわけで。
 とはいえ、強力な装備品には装備可能なLVの制限もあるので、単純にLVを上げることも大切。パーティを組めるのは自分のキャラのLV+5までだそうなので、強い仲間と冒険しようにもLVが足りなきゃ意味が無いので注意。それと、現在はレベルキャップの制限(ver1.12では最大17LVまで)もあるので、どのみち全ての装備品を装備することは出来ないのも重ねて注意。

 私はレアドロップよりも、ゲーム内のカードゲームに夢中になっているのだが、このカードというのは基本的には他のプレイヤーがマップ上に書き留めたカード対戦用ドッペルを相手に対戦して、勝利しなければもらえないというもの(クエスト報酬カードなどの例外もある)。なので、持っていないカードを集める為にゲーム内を彷徨い、他にもいるであろうカード集めをする人の為に、珍しいカードをデッキに組み込んだ対戦用ドッペルを置いてみたりした。こういうことができるのも、オンライン要素ならではだと思う。



●衣装を着替えて見た目を変える


 オンライン要素のあるゲームでは、プレイヤーの分身であるキャラクターの見た目を変えて、個性を出したりすることもできる。最近ではアバターと呼ばれることが一般的になっているかと思われるが、ドッペルたちの世界でも自分のキャラクターの顔や歩行グラフィックを変えることができる。
 まず、プレイヤーを作る時に幾つかの顔グラフィックを変更することができ、ゲーム中ではイベントクリア時やドロップアイテムなどで新しい衣装アイテムを入手したりもできる。それ以外にも、公式サイトで実施されているオリジナル衣装応募によって、自分専用のゲーム内衣装で遊ぶこともできる。私も実際に応募して、専用衣装で遊んでいる。

 自作の画像で遊んでいるプレイヤーの方も何名かお見かけしているし、ツクール系素材サイト様などでも、自分のサイトで公開している素材で衣装応募してもよいというところもあったりと、従来のツクールゲームではなかった光景があるのも面白いところだと思う。こういう形の遊び方もあるんだなぁ。



●気になるところ


 レベルキャップの関係もあって、プレイスタイルによってはすぐにLVの上限に引っかかってしまったりする。欠点というよりも、ここは非同期型ネットゲームの難しいところでもあるかもしれない。先述したようにパーティに入れられる仲間にもLV制限があるので、レベルキャップが無い状態だとガッツリと遊ぶプレイヤーのキャラとはパーティが組めなくて困るケースもあるだろうし(ただし、書き留めているドッペルは、その書き留めた時のキャラのLVや装備を反映しているので、途中で留めたドッペルを上書きしたりとかしなければ、さほど問題ではないのだけれども)

 また、1マップにつきドッペルの最大表示人数が決められており(通常のマップが20体、メルカド市場のみ30体らしい)、場合によってはなかなか目当てのドッペルに会えなかったりする。私の場合は、カード集めの時になかなかカード対戦ドッペルが出てこなくて困ったことがある。とはいえ、表示人数が多ければその分マップ処理が重くなるので簡単に増やせば済むという話でもない問題でもある。また、同じ座標に複数配置してあるドッペルはどちらか片方しか配置されないので、何度もマップを切り替える必要もでてくる。
 いつかのアップデートでは、各街に仲間を集めるための酒場マップが追加されるそうだけど、それと同じ様にカード対戦用のマップがあっても嬉しいかなぁ……と(メルカド市場はカード対戦ドッペルが多いものの、セーブポイントがないので遠いし新しいカードを持っているドッペルも少ないので)

 また、現時点ではボスモンスターと再戦することが出来ないので、ドロップアイテムをコンプリートしたい人は相当に粘らなければならないというのも厳しいところ。ボスのレアドロップなのだから、それぐらい厳しくてもいいのかもしれないけど。

 また、現時点では戦闘や職業のバランスがあまり充分でないような気もするが、アップデートごとに改良が加えられているし、レベルキャップ解放による新スキルの登場によって、バランスはとれていくのではないかな、と思っている。



●まとめ


 ツクールでは非常に珍しい非同期型ネットゲームなので、興味のある方は是非この機会に。マップごとにたくさんのキャラクターがいるが、ゲーム側が用意したNPC以外は全てプレイヤーキャラのドッペルたち。とてもにぎやかなので、ぶらりと旅をして、いろんなドッペルに会うのも楽しみの一つではないでしょうか。魔物だったりお金を盗んだりするドッペルもいるけどな!

 珍しいといえば、このゲームはタイトル画面からアップデートが可能だったりする。わざわざ公式サイトからパッチをDLする必要がないという点も嬉しいところ。

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