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フリゲ感想・第六回「Ib」

04-08,2012

 さて、フリゲ感想・第六回は、ニャルココのアメリアさんのイラストを描いて頂いているかずねぎさんに勧められた作品を。そのまえに以下テンプレ。


●フリゲで遊ぶ=良いシステムを自分の作品にフィードバックさせたい、という魂胆の元、プレイしてます。
●といった事情のため、主にゲームシステム面の感想が中心です。登場人物やイントロダクション、シナリオの感想はほとんど触れない予定。ネタバレは極力しない方向で。する場合は伏せるなり文字色変えるなりするかと思います。
●場合によってはマイナス面の話が多くなるかもしれませんが、基本的に面白いと思った作品の感想を書いてます。つまらないと思った作品の感想を書くってのはきっついので。




 フリゲ感想・第六回は・モノクロミュージアム・様「Ib」です。RPGツクール2000製のホラーアドベンチャーです。2000のゲームは初めて遊ぶかな……と思ったけど既にRTPがインストールされていたので、どうも以前2000作品をやったらしい…………あっ、イストワールだ。


●グラフィック面での演出の良さ


 ホラーアドベンチャーですが、ホラー系を物凄く苦手とする毒屋でも要所要所で軽く悲鳴を上げつつプレイできたので、ホラーが苦手な人でも大丈夫です。難易度も優しいので、クリアは難しくないでしょう。

 公式サイトの素材協力のページからみて、恐らくゲーム上のドット絵やイラストなどは自作と思われる。これが実に作品の雰囲気にあっていて素晴らしい。舞台が美術館ということもあり、絵画や立体作品などが置かれて、小さな絵から大きな立体物まで、よく作られている。これらはただ作られているだけではなく、ゲーム中に起こるホラー要素として非常に重要な役割を果たしている。

 また、登場人物の動きにも多くのドット絵が用意されている。ドット絵自体は比較的簡素目に作られているものの、VXやVX ACEの作品と比べて頭身が一つ高い分、これだけの素材を作るのは大変な労力だと思う。でもこれが本当に良くて、例えば美術館で絵を眺めているお客に横から話しかけると、体は絵の方を向いたままで首だけこちらに向ける。普通のツクールゲーならキャラが体ごと横を向くぐらいで済ませそうなところだが、確かにこのように首だけを相手に向ける動きの方が、実に自然な感じがして良い。モブですらこのように動くので、主要な登場人物も多くの多彩な動きが用意されている。倒れたり、尻餅をついたり、膝を抱えたり。長らく探索ゲームをやったり作ったりすることが長かったので忘れがちでしたが、このようなグラフィック面での演出にこだわったゲームが作れることも、ツクールの魅力の一つなのだなぁと再認識。



●ホラー要素の演出としての良さ


 ホラー要素の演出も素晴らしくて、序盤の美術館内で急に人がいなくなり、少しずつ少しずつ周囲で異変が起きていくという演出がとても良い。思わずバキの渋川先生直伝の護身が発動してしまうぐらいビビったりもしました。絵画に描かれてた果物が突然ボトッと落ちたり、突然床に血文字が現れたり、窓の外を黒い影が通ったかと思えば、黒い影が窓ガラスに手形がつくぐらいバンバン叩くとか。先述したようにグラフィック面での演出もすごいし、SEの使い方もいい。まあでもここまではほんの序盤ですよ、ええ。ここから更に更に……!

 また、主人公が9歳の少女なのだけど、子供なので難しい漢字が読めないという特徴がある。なので、美術館にある作品のタイトルや解説文で難しい漢字が使われているところは「?」に置き換えられていて、文章がわかりにくいのだ。その後も道中も漢字が読めないままなので、それが更にホラー演出を煽るのである。なにかテキストが書かれたものが表示されるのに、読めない……読めないのが不安感を増していく。それがすごくいい。
 途中で仲間になるキャラクターがいると漢字が読めるようになるので、仲間がいることの安心感がすごく実感できていいです。でも読めたとしても不安感を煽るテキストも多いから怖いよね。ホラーアドベンチャーは地獄だぜ!



●敵の演出の良さ


 美術館が舞台ということで、出てくる敵も美術作品を元にされいて、これもまた雰囲気にあっていてよい。とりあえず肖像画の敵が追ってくるのが本当に怖い。あれは最初の登場時の演出もすごいビクッとしたから。
 なお、このゲームは普通のRPGなどの戦闘シーンはなくて、敵に触れるとダメージを食らって食らいすぎるとゲームオーバーという形。謎の存在に普通の人間が抗うすべなどないのです。



●気になるところ


 序盤の緑の部屋の仕掛けが難しかったかな。あそこでだいぶ時間を使ったかも。わかりにくいというのか気づきにくいというのか。よーく画面を見てないとその事実に気づけないのが困ったなぁと。



●まとめ


 公式サイトでは攻略ヒントやEDヒントのページも設けられているので、もし詰まったり、他にもどんなEDがあるのか気になる場合はチェックされるとよろしいかと思います。グッドエンディングの条件は若干細かいですが、それほど難しくないとは思います。一番好きなのはED2です(他意は無い)

 EDを全て見終わった後で登場人物の紹介ページを見たので、ギャリーが男だって気づかなかったよハハッ。
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